テクニック

冬のバスゲームの組み立て方

冬場は特にバスが釣れないシーズンではありますが、まるで釣れないわけではありません。魚は仮死状態になることが多いのですが、それでも2ヶ月程度の断食が限度だといわれております。つまり、12月〜2月まで一切食事をしないかといえば、そんなことはない、ということです。他の季節に比べれば捕食の機会は短く少ないのですが、この機に竿を出せばトップでも釣れることがあるのです。事実、真冬にトップで魚を釣ることにこだわっている釣り人も少なからずおります。ですが、今回はそういった特殊なタイミングを狙っての釣りではなく、厳冬の日に竿を出さなくてはならない場合の組み立て方について紹介いたします。

 

【基本的なゲームの組み立て】

私の場合、知らない釣り場に魚探も何もなしで放り出されれば、ボウズはまぬがれないでしょう。これはおそらく、プロでも同様。冬の大会でノーフィッシュというのは、皆さんも見たことがあるはずです。ただ、数日あれば結果は出せる自信があります(冬のゲームが成立する条件のある釣り場であれば※)。

はじめに、数日捨てる覚悟でディープを探しに行きます。この際役に立つのがヘビーキャロライナリグ。魚を釣るのが目的ではないので、とにかくこれで底をとります。流れの当たらない場所や日当たりのいい場所に行っては、そこに「安定したディープ」がないかを丹念に調べるわけです。冬は超スローリトリーブで食わせる!とかいう雑誌記事も見かけますが、それは魚の居所がわかってからの話で、魚探もなく手探りでゲームをするならどんどん底をとって、違うと思えば大移動を繰り返します。この際、近くの釣具店や大型書店等にあらかじめ向かい、湖沼図を入手しておくのもいいでしょう。事前にアタリをつけておけますのでね。琵琶湖のような大きな場所でなければ入手できないのが難点ですが。

次にポイントを見つければ、メタルジグを入れてピンポイントで叩きます。メタルジグをあおっていると、ワカサギがひっかったりすることがありますが、こうなればこちらのもの。半日でも粘る価値ありです。ピンポイントに探れないような大場所(広大なかけあがり等)であれば、シングルブレードのスピナーベイト(1ozクラス)をスローに巻いてきますが、可能な限りポイントは狭めた方が賢明です。絞り切るにはやはりヘビキャロ。ポイントを絞らずディープクランクを巻き始めたりすると、大体ドツボにはまります。

基本はサーチルアーのヘビキャロで調査、メタルジグやメタル系バイブレーションのリフト&フォールが本道となりますが、魚のやる気がある場合、スピナーベイトやディープクランクを投げないわけではありません。ただ、この時期の魚は横方向の動きにとにかく鈍く、数十cm以内の獲物しか追わないため、いきなりこれを持ち出すのは危険です。何より釣りを考えてしなくなるのが問題ですしね。考えない釣りならば、大場所にアタリをつけて、スイムベイトを投げ続ける方がまだ利口です。

以上が基本的な冬のバスゲームの組み立て方となります。冬こそ頭を使い、ロジカルなゲームを展開していただきたいと思います。頭を使う使わないは、季節を問わず、釣果に差をもたらしますのでね。

 

※冬のゲームが成立する釣り場とは、ディープがあり、水の動きが少なく、安定した水温、日当たりが確保された餌場のあるフィールドのこと。水が動き、ディープのない小河川、ボートが入らずディープを攻められない野池などは浅場に捕食にきた魚を釣ることになり、厳冬の日にはまず起こりえないため、ラッキーパンチ狙いになってしまいます

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