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【追記】『善悪なき環境保護(仮)』出版の現状と今後につきまして

【追記部分】善悪なき環境保護(仮称)の今後につきまして

 

『善悪なき環境保護(仮称)』の出版企画につきまして、出版を計画ならびに2018年より本サイトの管理人を勤めておりました大路くんが2019年の春より長期に渡り国外で仕事をすることになりましたので、移転時に管理人が交代となった本サイトですが、そのころから大路くんと付き合いがあり、出版時に編集、執筆を担当する予定だった友人が本企画を引き継ぐことになりました。長期に渡り活動休止状態となっておりましたが、この春に向けて合間をみながらこちらのブログに『善悪なき環境保護(仮称)』を公開してまいります。

 

当初の予定とは少し変わってしまいましたが、折に触れて彼にも読んでもらい、意見を取り入れながら更新してまいりますので、変わらぬご支援、ご愛顧のほどをお願いできれば幸いです。

 

善悪なき環境保護(仮称)の出版につきまして

 

(お急ぎのかたは「まとめ」をお読みください)

 

昨日、『善悪なき環境保護(仮称)』について、4社目の出版社様との打ち合わせを行いました。結論から申し上げますと、出版にはいたりませんでした。詳細は守秘的な部分で差し控えさせていただきますが、看過し難い内容変更を求められたため、私のほうからお断りした次第です。応援いただいているみなさまに申し訳ないきもちではございますが、意図しない内容での出版はそれこそみなさまに申し訳が立ちませんので……。

 

このプロジェクトの今後についてなのですが、

 

  1. 引き続き企画を書籍化してくださる出版社様、協力いただける団体、個人様を募集する
  2. 当ブログで公開し、広告収入等で収益を確保ののち、活動が本格化してから出版物とする
  3. クラウドファンディングによって出版する
  4. noteなどの方法で販売し、収益を得る
  5. 電子書籍化する

 

といったことを検討しております。ツイッターやメールでもたくさんのご意見、ご指摘、ご批判をいただいております。ありがとうございます。みなさんが真剣に考えてくださること、大変意気に感じている次第です。

 

すごくややこしい税金と私の「せい」の話

 

出版社を通さずに世に送り出すというのが最短ルートなのは確実です。ですが、それでは旧態依然とした自治体や漁協、書店でしか本を見ないかたには訴求できず、実績としても認められないことがわかっています。なんの著作もなく、単にゴミ拾いをしているだけのおじさんではダメなんですね。有名大学の教授といった肩書きも持たずに研究をしているだけでは、誰も取り合ってはくれません。そこで、紙の本の威光に頼ろうと考えたわけです。とても下衆な考えですが、そうでもしないと、この事態を変えられないと現実を踏まえて考え抜いた結果です。

 

一方で出版しないのであれば、自力で収益化し、それを資金とするのが一番健全(私自身の信用が必要になりますが)で、ブログで公開した内容に理解、賛同いただけた方からの紐なしの資金提供を受けて運営するのが好ましいのは明らかです。ただ、私自身がほかに仕事を持っていて、作家業やら色々手を出しているせいでこうした「寄付金」が「贈与扱い」になってしまうんです。

 

数字が出てきて目がチカチカするかもしれませんが、200万円以下の寄付は10%、400万円以下は最大55万円が税金としてかかってきます。

 

また、寄付で税金がかかるなら、寄付ではないようにしてはどうかということも考えました。たとえば、当サイトにございますようなアドセンス等の広告収入や広告掲載費といった名目で収益化する方法が考えられます。しかしこのような方法で一度懐に入れてしまうと、今度は「事業所得への課税」「雑所得」といった税金がかかります(現在、月に300円くらいしか収益化できていませんが)。

 

こちらは雑所得のほうが贈与よりも税率は低いのですが、個人事業主でも法人でも様々な税金が他からかかってきて、結果的に処理が大変になったり、いただいたお金が目減りしてしまうわけです。もちろん、事業所得だからと様々相殺していって、結果としてお金を残す節税のような「合法的な道」はありますが、そうなると今度はお金の流れが見えなくなってしまいます。これは資金をご提供いただいた皆さまにも、私自身にも心理的に負担となるわけです。どこをどうまわって、どういうことになりましたと説明されても、「ポッケないないされたのでは?」という疑念は消えませんよね? それで大組織や見ず知らずの人間への募金はなんか嫌だ……となるわけですから、自分が嫌なことを人にお願いするのは心苦しいのです。

 

だからこそ、私自身、一切の著者印税を受け取らない商業出版を行って、100%水系の保護活動や啓蒙活動に費用をまわしていただこうと考えたわけです。結局、原点に戻ってきてしまいましたね。やはり、一番スッキリするのは本を出版社から出して流通させることなんですね。それなら実売数もおおよそ把握でき、印税を類推すればどれくらいの活動資金になっているか、本を買ってくださったかたにはわかるわけですからね。「重版がかかって3刷か〜。じゃあ1万部は売れたかな。印税が1%としても……」といった具合ですね。

 

noteや電子書籍化はどうか?

 

電子書籍化という方法ももちろんあります。すでにこちらならば出版体制をいつでも取っていただけるというお話をいただいておりますが、この場合、電子書籍化の費用と、Amazonなどのプラットフォーム利用料がかかり、収益の50%くらいは減じます。さらにそこから私が収益を受けると税金が40%かかるので、ざっくり4分の1になってしまうんですね。それでもしっかり売れれば印税1%とかより環境保護へあてられる資金は増えるかもしれませんが、聞けば電子書籍は100部も売れないということですから……。それも無料キャンペーンなどを行ったうえで、とのことですので、これもちょっと悩ましいのです。泣き言ばかりで申し訳ないです。

 

クラウドファンディング

 

クラウドファンディングという方法をおすすめいただいております。これも利用料が2割ほどかかりますが、あとは紐なしのお金を使えるということです。この返礼品として自費出版した本を送るという案ではありますが、寄付金を使って本を出してもよい、ということであれば選択肢になりえます。寄付金が大幅に目減りする一方、出版することで新たな収益が生まれれば、とも思います。ただこれは、応援してくださるかたがあってはじめて成立することです。みなさんがどうお考えになられているのか、私には推し量りかねますので、ぜひご意見をいただければと存じます。

 

まとめ

 

以上から、今後も引き続き「出版社様」を募集いたしますが、同時並行して当ブログで書籍の内容を一部アップロードしていこうと考えております。それらをお読みいただいたうえで、出版を応援してもいいという方がおられるようならクラウドファンディングを行い、成立の暁には「この本のタイトル」をみなさんに決めていただこうと思います。もちろん、「全部ブログで読んだよ。紙の無駄すんなよ」とならないように出版時には加筆修正を行うつもりです。

 

大変長くなってしまいましたが、『善悪なき環境保護(仮称)』出版プロジェクトの今後についてでした。引き続きSNSでの拡散や応援をいただければ幸いです。

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