ロッド

ロッドはコルクとEVAどっちがいいの?

EVAとは、「エチレンビニルアセテートコーポリマー」の単語の頭文字をとって、EVAと書かれる素材です。EVAと書いてもアニメのサイトばっかり出てきて困っていた方、ようやくたどり着きましたね。おめでとうございます。

さて、この素材、子ども部屋のマットなど、防音用に使われることも多く、クッション性に富んだ素材だと考えられるのが一般的。だからこそ、釣り竿のグリップに使うなんて感度が失われるからダメだ!というのが世間の評価です。確かに厳密にいえばその通り。感度はコルクに勝てないでしょう。ロッドのブランクスから伝わった振動を、糸電話の紙コップのように増幅して伝えるのがコルクグリップの役目なわけですから。

ただ、私はEVA素材、かなり好きなんです。なぜ好きなのかというと、やっぱり便利だから。特に夏場、濡れたり汗をかいた手で持っていると、EVAは滑らないので助かる。冬場はグリップがガチガチに凍ったりするので北の大地などでは使えないでしょうが、コルクだって濡れたままにして凍ると割れてしまいますし、極寒の状況では木がベスト。さらには、直接的な感度でいえば、ブランクスと一体になっているアルミなどの金属、カーボン、木がいい。で、そんな超お高くて、管理の難しい竿を誰が欲しがるんだって話です。もちろん、あるにはあるんですよ。ただ、金属グリップは下火。天然木の超高級品はマス釣りの世界で昔から根強い人気ですけどもね。

なので、感度はコルクだって犠牲にしている部分は多少なりともあるわけです。そもそも、感度というのはリールシートで感じるものです。よーく思い出してみてくださいね。パーミングしているとき、ロッドに触れているのはリールシート部だけではありませんか?ということは、グリップの素材なんて大した問題ではないのです。

あと、個人的にコルクグリップがはじめからコルクのパテで埋められているのを見るのが嫌だってのもあります。超高級ロッドでも埋めてます。よーくご覧になってください。はじめから埋めてあるのはパッと見のよさと、手触りのためなんでしょうが、そういうことをされると中古品のような気がしてきて……。自分でコルクをヤスリで粉末にして、ボンドに混ぜて練り、オリジナルパテにして隙間を埋めてきたオジサンバサーくらいしかこの感覚は共有できないのかもしれませんけれども。わかってもらえないかなァ〜。このきもち!

 

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