トップウォーター

トップウォーターは見えない力で釣れ!

以前は夏のオーバーハングをトップで攻略する方法をひとつお伝えしました。今回は同じトップですが、真逆の考え方で魚を集める方法についてお教えしようかと思います。

 

 

夏のバスは見えない力で誘う

ビッグプラグやノイジーの存在感で魚を引きつける方法があります。これとは真逆の「見えないことで魚を呼び寄せる」という考え方があります。その際に私が使うのはPOP-Rという世界一有名なポッパーで、このプラグにはなぜかクリアカラーがいまだにラインナップされ続けています。アメリカのトップウォータープラグには無色のクリアカラーが用意されることが多く、一種定番とされているのです。別にかつての日本のように何でもかんでもスケルトンなブームが起こっているわけではありません。歴とした理由があるわけです。

 

クリアカラーは水面に漂うと光の屈折方向が変化し、妙な輝き方をします。これはなんとなく想像できるかと思います。結果、水とそうでないものの境目ができ、あそこにルアー(目標物がある)と魚に気づかせることができます。また他方で、クリアだからこそ見えないという点もあるわけです。魚にとっても純粋なクリアカラーは視認しにくく、ルアーを探さなければならない。他のカラーのように、あからさまに水中に影を落とすような存在は見切られる可能性もあるのですが、クリアだとそのリスクは小さくなります。もちろん見つけてもらえないリスクも出てくるわけですが、そこはポッパーの強みで捕食音や小魚が逃げる音を演出することでカバーできるのです。音はすれども姿は見えず……。この状況が強く魚を引きつけるわけです。この効果を最大限活かすなら、ポッパーは小さめの方がいいかもしれません。

 

ただし、すべてのポッパーが小さいものを選ぶべきというのではなく、クリアカラーの見えない力を活かしたい場合で、騒音がないような場所。例えば、滝のような大きな水の流れ、車両が走る幹線道路といった振動を発するものがある場合は、小さいポッパーでは相手にされない可能性もあります。反対に完全に凪いでいる場合などは、大きいポッパーを使うとうるさすぎることもあるといえます。私は池原のような大場所ではサーチ用に大きいもの、山間部の小さなため池や、小さなポイントですと、小さいものを用います。

 

ナチュラルでもアピールでもなく、見せないことで釣る釣り方があるということを知ると、釣りの幅がグッと広がってくるのです。ぜひお試しください。

 

【クリアカラーの力で釣る、おすすめトップウォーター】

 

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