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スイムベイト(ビッグベイト)の使い方について

スイムベイトの効果的な使い方が知りたいというご質問をいただきましたので、項目ごとにわけて簡単に説明させていただこうと思います。釣れる、釣れると連呼されますが、その使い方はまるで解説されないこれらのルアー。単価が高いので、とにかく売りつけてやろうという魂胆がミエミエで最近は食傷気味ですが、90年代終盤からスイムベイトを見てきた私なりの解説です。

 

「スイムベイトのタックルセッティングが知りたい」

スイムベイトが流行りだしたころといえば、キャスティークかオスプレイルアーがでした。前者はニジマス、後者はなんともいえないデザイン。テレビのニュースでオスプレイがどうのと聞くと、なんとなく懐かしいきもちになるんですよね。さて、私の中ではこれらはソフトルアーに分類されておりまして、投げて巻くだけになるのでよほど釣果が必要な状況以外では使わなかったのですが、確かにビッグサイズが出るルアーです。使うべきタックルはとにかく強いもの。ワールドシャウラであれば1754R-2クラス。これは80gのルアーをキャストできるもので、私は2oz近いジャークベイト(ミノーじゃないよ!)を投げる場合などにカルカッタの400番と合わせて使うことがあります。ラインは最低でも30ポンド。これでは細すぎるくらいですから、50ポンド程度は欲しいところ。80gのルアーをフルキャストすることはないとは思いますが、もしオーバーヘッドでフルキャストしたいのであれば、80ポンドのラインだって視野に入ってきます。投げるルアー1gにつき、1ポンドとお考えください。ラインを直結するなら問題ないのですが、スナップを介す場合は必ず海用のしっかりしたスナップを使うこと。一般的なルアーのスナップでもそうそう伸びたりはしませんが、ルアーが大きく、さほど動きを制限しないので、頑丈なものを使う方がいいでしょう。ワイヤーが細ければ細いほどラインに食い込みやすくなりますから、太いラインを使っても意味がないということになりかねませんしね。

 

「スイムベイトを使う場所を教えて!」

どこで使ってもいいでしょう。ナチュラルな動きと引き波で食わせるルアーですので、マッディよりもクリアな場所で適していると思いますが、水深が浅い場所ならマッディでも問題ありません。なお、スイムベイトを水中でゆっくり巻くという方法もあるのですが、当てずっぽうの釣りになる上に視覚的にもおもしろみがありません。なにより釣果に結びつかないんですよ。やはりシャロークランクのように表層で使うのがベストですね。

 

「ビッグベイトが釣れる季節っていつ?」

どうも夏に使う人が多いのですが、私は断然スポーニング前。2月がベストシーズンだと思います。高活性でバカスカ釣れるのが夏ですから、皆さん夏場に投げるんでしょうが、一人勝ちしたければ真冬です。50後半以降のビッグサイズはスポーニング前にしっかり食べておく時期があり、そこに当たればボコボコとおもしろいように釣れたりします。また、12月以降の少し寒さが緩んだ日、風のない日などでも突発的に釣れはじめる場合があります。以上から、私は断然「真冬」派です。小さい魚が掛かって、1つ3000円もするルアーをボロボロにされたくないですしね!

 

「フッキングはどうすればいいの?」

基本的に思いっきりアワセて構いません。むしろそうしなければルアーがピクリとも動かず、ノってくれません。スイープフッキングなんていう人がおりますが、まず効果なし。向こうアワセになります。おおよそ弱いタックルを使っていて、バシッとアワセられない人が上級者のテクニックのように語りますが、私は食ったのが見えたら即アワセ、小突きにきたら送って思いっきりフッキングの方が適していると考えます。

 

「ノらない or バレちゃうんだけど」

どうしてもダメという場合もありますが、アシストフックを使うことをおすすめします。アシストフックはシングル、ダブルの場合下向きにつけるのが基本。特に海で使うタイプの大型ダブルフックを下向きにセットすれば、動きに干渉せずフッキング率は上がります。なお、下あごにフックアップすることが多いので、ハンドランディングはできないと考えてください。大きいルアーに大きい魚がかかるので、抜きあげるのも難しいでしょうから、エチケットとしてネットを用意してください。これがビッグベイトを使う人間の作法です。

 

 以上がスイムベイトの使い方ということになります。なんかよく釣れるらしいということで買ってはみたものの……という方が多いことと存じますが、実はまともに解説されないスイムベイト。15年も前からビッグベイトを投げていた私(当時はメチャメチャ奇異の目で見られ、釣りの邪魔だと恫喝されることもありました)の経験が活かされることを期待しております。

 

 

 

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