リール

リールの保管について知っておくべき基本中の基本

メディアでリールのメンテナンスはよく取り上げられますが、保管方法は目にしたことがないのではないでしょうか。完全な盲点になっているといっていいでしょう。今回は大掛かりなメンテナンスではなく、簡単にできて効果があるリールの最低限の保管方法についてまとめたいと思います。

 

ベイトリールの管理方法

リールを保管する際に最低限やっておくべきこと

  1. スタードラグを緩める
  2. キャストコントロールなどを緩める
  3. 直射日光や気温の上下が大きい場所に置かない

スタードラグやキャストコントロールを締めたまま放置する方は大変多いのですが、こうしますとドラグの内部の金属板が圧着してしまい、ドラグ性能が低下します。最近のリールは確かにこういったトラブルも少なくなってはおりますが、どんなものでも万物共通、力が一定方向にかかり続ければクセがつくものです。釣行を終えたら、必ずこれらは最大限まで緩めておきましょう。

ドラグが滑る、または反対にドラグが滑らない(滑らなくて一定のところから急に滑りだす)んですけどという方は、年単位でギチギチに締めたまま放置していたということが多いように思います。もちろん放置していなくとも、何年も締めたまま使い続けていればドラグの性能は低下しますが。

 

ラインを巻いたまま保管するなら気をつけること

ラインは日光に当たりますと劣化が早まります。ラインはノントラブルでも3000回キャストすると換えてあげたいところですが(1日釣りをすると1000回ほど投げることになります)、そうそう頻繁に換えられない場合は、日に当てないことです。売れ残っているラインを釣り具屋さんで見たことがあるかもしれませんが、黄ばんだり、色が飛んだりしているのは、もう使い物にならない証拠。ボビンに何千メートルと大量に巻かれているなら表面のラインだけ処分すればいいのですが、リールに巻いてある分では全処分となります。リールカバーなどをかけて直射日光は避けましょう。なお、ラインにクセがついてしまったときは、諦めて交換する方が賢明です。バックラッシュ時に大変な思いをしますし、ラインスラック(糸ふけ)が絡んでダンゴになり、これまた一苦労ということになりかねません。

 

リール保管時に気をつけたい温度のこと

また、リールにとって致命傷になりかねないのが車に放置することです。暑い時期なら気温上昇で中のオイル(グリス)が揮発し、いざ使いたいときにガリガリと異音が……ですとか、寒い時期ならオイルが妙な場所で固まって……ということが起こりえます。一度異音がしてしまうと物理的にダメになってしまっているわけですから、ほぼ確実にオーバーホールかお陀仏です。いずれにせよ長期保管後はオイルの差し直しが必要になりますが、リールの寿命のためにも気温の上下が少ない場所に保管したいところです。

以上が簡単な保管法となります。何か妙だなと思ったら無理に使用せず、すぐにお店やメーカーに修理依頼を出しましょう。若いころどうにかなるだろうでメンテを怠り、ウン万円もするリールをダメにした経験からも、みなさんには保管とメンテを推奨いたします。

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  1. 2017年 9月 12日






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