日本の本当の大きさがわかるサイト
日本は小国といわれる。ロシアや中国、東にはカナダ、アメリカ。こうしてみると大変に小さい。しかしそれは、日本を中心としたメルカトル図法という地図の表し方のせいかもしれない。このメルカトル図法は世界で最も親しまれている図法であるが、地図の上下端に行けば行くほど加速度的に巨大になって実態から離れ、北極や南極などは「描画できない」欠点図法である。そもそも球体を四角の平面に描こうというのだから無理がある。地図には距離が正しい正距方位図法、方位が正しい正角図法、面積が正しい正積図法などがあるが、いずれも必ず欠点を持つ。それらを解消しようとした図法は、蛇がのたくったような図になったり、楕円形になったり、とにかく見ることがストレスとなる。

世界で最も用いられるメルカトル図法は、極点に近づくほど面積を正しく描き出せない。それを視覚的に教えてくれるサイトが「The True Size Of …」である。このサイトにJapanと入力すれば、日本が切り出され、世界のあちこちに持って行くことができる。

いかがだろうか。ロシアの北部は異常に拡大されていることがおわかりになると思う。同じ位置に日本を持っていけば、こんなに大きく見えるわけである。地図が苦手、社会科が苦手という方も、こういうところから興味を持って、地理学、地理教育の世界に進んでいただければこれほどうれしいことはない。
と、いち地理屋は願う次第である。
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