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メジャーレイクに行けば釣れる!という思い込み

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20年ほど前までは、どんな「トンマ」でも投げれば釣れる時期がありました。30年前ならもっとスゴかったと聞きます。初心者が霞ヶ浦でモデルAを投げるだけで1日30本。40オーバーがバカバカあがる。八郎潟なんかも一時期、トップウォーターだけ持っていけばいいよという状態で、アシ際をペンシルやバズベイトを引いていれば50本。いい時代でした。数を釣ることはいいことです。その経験が人を育てます。1年やって30本釣れない人と、1日で30本釣る人、どちらが成長が早いか、比べるべくもありません。今はいくら入れ食いといっても、こんなことはまずありえませんから、今の方は特に苦心されることと思います。どこに行っても釣れない。釣れないからメジャーレイクにいけば釣れるんじゃないかと考える方も増えているようです。残念ですが、そうは問屋がおろしません。

 

メジャーレイクでコテンパンにのされた経験が私を育てた

釣れるポイントを知っている野池や小規模河川、大規模でもホームレイクで自信をつけた私は、日本有数のあるリザーバーに乗り込みました。どうあっても釣れるだろう、雑誌でもバカスカ釣れてるって書いてあるし。腕にも自信があるからな!20年近く前の話です。ボートで湖面に漕ぎ出したものの、何から手をつければいいかわからない。とりあえずカバー打ち。ポコポコと釣れるけれども狙ってとっているわけでなく、フィールドが変わり、状況も違うのに、ホームレイクと同じ釣り方。当然、雑誌のプロのような釣果が出るわけもなく、あえなく撃沈。ホームで釣ってた方がよほどいい魚を手にできたという悲惨な結果に終わりました。

 

大増水!激変池原!!

池原ブームがはじまるかはじまらないかの最初期に、私は池原を訪れていました。おりしも数十年に一度の大増水。ボート屋のオヤジさんもこんな池原は見たことがない、桟橋が使えないから出せるボートはこれだけだといわれ、それでも池原ならモンスターが出るだろうと軽い気持ちで湖面に繰り出しました。結果はここでも撃沈。事前情報で持っていたポイントは、6mの大増水ではるかかなた。通常のミドルやディープが水深10〜15mのスーパーディープに。増水で湖岸も拡大し、普段陸地の部分が大きく沈み、バスのつき場所もまるで違う。自分のバスゲームがいかに人の知識や力に頼ったものだったか、思い知らされました。

そんな中、ありったけの知恵を出してポイントを絞り、掛けた魚がゆうに60オーバー。ジャンプ一番で無情にもルアーが吹き飛ばされてしまいましたが、過去に類を見ないという悪条件のなかで、自ら考え、モンスターを掛けたことが自分にとっての転機になりました。そこから自分のゲームの組み立てを考えるようになり、実力と経験に裏打ちされた自信がついて、本当に60オーバーを手にするに至ったのです。本当に幸運だったと思います。高い旅費、高額なレンタルボート代、「無理だよ」というボート屋の店主の声。そういった要素がなければ、条件が悪かったから釣れなかったんだ、で済ませていたかもしれません。それではなにひとつ変わらない。メジャーレイクにはコテンパンにされに行くべきだと思います。機会があれば、フロリダあたりのビッグレイクに行ってみてはどうでしょう。広大な水系でバスを探せず数日終わるやもしれません。そうすれば、自分がどれだけ力がないか、思い知らされますから。

 

さいごに

行けば釣れる。そんな生半可なきもちでメジャーレイクに行くと、心が折られて釣りをやめてしまいます。そんなバカなと思うかもしれませんが、実際、熱が冷める人は大変多い。ですので、メジャーレイクは覚悟を持って行かなくてはなりません。釣れるより、むしろ釣れないほうがいい。何日も通いつめて、自力ですべて見つけて魚をとる。それがあなたの釣りを進化させます。

みなさんも、苦労をしにメジャーレイクへ出かけてみてください。

 

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メキシコ:レイクエルサルト周辺のホテルを検索

エルサルトのロッジに泊まるのがベストだそうですが、マサトラン空港からリゾートとして名高いマサトランのホテルを堪能し、ロッジに移動という優雅な旅をされる方も多いと聞いて、安旅、釣り旅中心の私としましては、がぜん興味が出てきたといいますか……。

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